(社)東京都トラック協会青年部ネットワーク
 


2011年(平成23年)8月31日
夏号 No.56
(社)東京都トラック協会青年部発行
編集者 村山 浩一
東京都新宿区四谷三丁目1−8
TEL.03−3359−4137
FAX.03−3359−6020
URL  http://www.ttas.jp/

 
夢や希望を持てる業界に
本部長 佐久間 恒好
 
東日本大震災から5ヵ月、全国の物流業界の若手経営者で組織する「全国物流青年経営者中央研修会幹事会議」の有志による募金活動において、全国の皆様からご協力いただいた義援金を活用して、青森県、岩手県、宮城県、福島県に合計950台の扇風機を寄贈し、同会議の全国代表幹事として、先日、現地の小学校、同業者などを訪問させていただきました。子供たちの輝いた瞳、そして、深く傷つき、将来への不安を隠しきれない大人たち…、胸が張り裂けそうでした。一日も早い復興のために、「過去のこと」にならぬよう、しっかりと出来ることを模索していきたいものです。被災地の方々より、嬉しい感謝状やお手紙が多数届いており、いつか皆様にもご披露したいと思っております。
さて、東ト協青年部の行事として、海外研修が目の前に迫っております。なぜ、ヨーロッパにしたのか…。
2月に開催した全国物流青年経営者中央研修会で行ったアンケートでは、「今の事業(会社)を、自分の子供に継がせたいか」という質問の答えは、90%以上が「NO」でした。業界を取り巻く環境があまりに厳しく、将来に夢や希望が持てない…、多くの部員の本音でしょう。「そんな気持ちで、本気で会社づくり、社員教育に取り組めるのか!」、「夢や希望に満ちた頃を思い出して!」、そんな気持ちを込めて、思い切って日本を離れ、客観的に自分を見つめ直す。心豊かに、そして何かを掴んでほしい…。一時は「自粛」も検討いたしましたが、「こんな時だからこそ、目的を持った大胆な行動を!」という声に支えられ、実施に踏み切りました。20名近くの方々から応募があり、心より感謝申し上げます。ドイツでは、諸団体と意見交換会も予定されています。東ト協青年部だけのバッヂではなく、日本の物流業界のイメージを意識し、恥じることのないよう、しっかりとした研修会にしたいと思っております。
 
◇世田谷支部

皆様、世田谷支部の前田でございます。本日も暑い中お仕事ご苦労様です!このきらめきが発行される頃には涼しくなっていると良いのですが・・・。
さて、8月6日(土)・7日(日)に、世田谷区民祭りに参加、出展してまいりました。今回の区民祭りは第34回になるそうですが、始めての参加となりました。今までの歴代の青年部長も考えてはいたそうですが、なかなか出展までにはいたらなかったようです。
参加にあたっては、支部の副支部長であるサンキューコーポレーションの秋山社長からの「もっともっと物流をアピールしないと」「アピールするには良い場所が有るぞ」という言葉が発端です。開催前の青年部定例会においては、一般消費者の方々に物流の大切さを分かっていただこうということで一致団結をしました。準備段階でTシャツを作ったのですが、その中に「エンジンをかける。街が動き出す。」と入れました。この言葉の中にいろいろな想いを詰め込んだのですが、これを読まれている方も同じ気持ちではないでしょうか。
当日は、東ト協青年部の和知副本部長(板橋支部)のお知恵を拝借。ブースに来ていただいた親御さんにアンケートを書いていただき、子供たちにはヨーヨー釣りを楽しんでいただきました。なお、三井住友海上の方にお願いをしてドライビングシミュレーターをご用意いただき、また、部員の方からはアルコールチェッカー!をお持ちいただき、展示する等、盛りだくさんの内容で、始めての参加にしては、手前味噌ですが、相当良かったのではと思っております。ただ、物流と支部のアピールに関してはもう少し考えようと、来年の参加を目論んでいるところであります。
<第34回ふるさと区民祭り>
・来場者総数 258,500人
・青年部員 延べ20人
・事務局 3人
・ヨーヨー 1,000個(あっという間に無くなってしまいました)
・アンケート 解析中
・気温 33℃
・気持ち 沸騰

青年部長 前田 圭次郎 (株)若運
 

◇中野支部

中野支部では昨年度、主だった活動ができず、役員がそれぞれ分担して、壮年部や女性部の行事に参加をしていた状況でした。6月の総会時で久々に部員の方々と話した中で、3月に発生した東日本大震災以降、日本全体が厳しい状態が続いている中、この時期にきて、荷主さんの節電対策等により、配達先の営業時間や休日の変更等でご苦労なさっているお話を聞きました。まだ、いろいろな形で震災の影響が残っていることを身近で感じつつ、これからは行事以外の際にも情報交換を行っていければと思っております。また、今回の総会では、新たなメンバーの参加を得ることができましたので、従来からの参加者と協力し、充実した活動ができるよう心掛けていきたいと思います。

情報通信員 吉田 耕一 東中野運送(有)
 

◇多摩支部

7月24日(日)に、多摩支部青年部で一泊研修会を山梨で開催いたしました。午前中にゴルフを行いまして懇親を深め、夕方から保険コンサルタントの方を招いて座学研修を行い、就業規則に載せておきたい必要な文言や使ってはいけない文言などの講義をしていただきました。就業規則を見直すことは、企業を守るためにも必要なことだということを再認識させていただきました。

その後、幾つかの会社の事例をもとに、保険の上手な利用法や保険会社との付き合い方などを勉強いたしました。
約2時間の研修でしたが、ゆっくりと落ち着いた場所で学ぶことによって、研修効果も上がったように感じました。仕事の延長線上で研修をするよりも、場所を改めて研修をすることの方がとても効果があったと感じております。また、支部の仲間との懇親も深まり、共通認識できたこともありました。

青年部長 笠原 史久 (株) NTSロジ
 

◇墨田支部

墨田支部では本年度に入って、若干の入退会があり、現在16名での活動を行っております。昨年度までは、必ず月に一度の定例会を行っておりましたが、なかなか全員が参加するというのは難しく、大変な事だと感じております。

その様な中、各部員の意識を変えるべく、本年度より思い切って、適時開催の試みをいたしております。月に一度の『やらなくてはいけない活動』となれば、定期的に集まる機会を確保することができますが、各部員が青年部に所属していて良かったと感じる事が出来るのは、『やってみたい活動』にどれだけチャレンジして達成感を味わえるかではないかと感じます。それには、各部員の自由な発想(わがままでも良いくらい)が不可欠です。本年からは、内容をより濃いものにした、皆が『やりたい』と自発的に思える部会を目指しております。

さて、毎年行っている活動の一つに、救急救命の体験講習会があります。現在は、その準備期間としての活動が主です。

元々は、万が一の事態に遭遇してしまった時・通りかかった時、救急車が来るまでの人命救助は、プロドライバーとして必要不可欠な要素の一つとして、支部会員の従業員教育を目的として始めた活動でしたが、現在は、毎年10月に墨田区が主催する『すみだまつり』のブースに救急救命体験コーナーとして、人命応急救助(主にAEDの操作及び、人工呼吸)の知識の必要性を一般区民の方にも理解していただきたく、出展いたしております。本年で6年目を迎えますが、今では毎年の常連来場者もおり、特に女性で中学生〜若年主婦の体験希望者が多く、なぜ体験をされたのかと尋ねると、子供のためにやってみたかったと言われる方や、さらに、お父さん方は、救急車は呼べるけど人工呼吸は出来ない、という意見が大多数であります。ああ無情。運営側として、世間の厳しさを十分に味わえる一日となる訳です。

また、毎年楽しみに来て下さる人が増えている事を考えますと、やはり今後も行っていきたい活動の一つであり、継続して行くことの大切さを実感しております。本年も10月1日(土)に墨田区錦糸公園にて開催いたしますので、お時間のある方は、ぜひお立ち寄り下さい。一緒に世間一般の女性陣の、お父さん方に対する厳しい姿勢を疑似体験いたしませんか?健康管理は自己責任。絶対に家庭では、倒れてはいけない事が実感出来ますよ。皆様くれぐれも、お体ご自愛下さい。今後も、墨田支部をよろしくお願いいたします。

青年部長 塙 卓也 (株) 日本運輸機構
 

◇大阪府トラック運送青年協議会連合会との意見交換会に参加して

台風6号が本州を離れた7月22日(金)、大阪の「ANAクラウンプラザホテル」において、大阪と東京の青年組織の意見交換会が開催され、平成20年に青年部の先輩方が実現させてから今回で4回目を迎えました。

大阪の大槻代表幹事の挨拶により開会し、今回は「ワールドカフェ」という形式で行ったのですが、聞きなれない言葉では無いでしょうか?「ワールドカフェ」とは、ディベートのような議論ではなく、参加者がオープンに、あたかもカフェで話しているような雰囲気の中で対話をすることにより、新たな知識や知恵が創造されるという考え方に基づいた話し合いの手法です。

具体的には、今回の意見交換会では、7グループに分かれ、20分×3セッションで行われ、20分が経過するごとに1名をテーブルマスターとして残し、マスター以外は他のテーブルに移り、他の方々と対話をする、また、全てのセッションが終わると、元のテーブルに戻り、他のテーブルでどのような話が出たかを皆で話しあい、共有するという形でした。

セッションごとのテーマとしては、「あなたにとって東京・大阪が集まる意味とは何でしょう」、「一緒に活動する事で何が起こるか」「僕たちにすぐできる社会貢献って?」という3つが設定され、いろいろな意見がたくさん出ておりました。なかには、一緒に活動すると争いが起こると言われた方もいらっしゃいました(笑)。

今回のように、いろいろな運送企業の方々との意見交換が参加者個人、会社、そして業界の発展につながっていくのではないでしょうか!大阪の大槻代表幹事より、「東京・大阪が源になって何かを全国に発信できたら良い」、「東京・大阪が日本を担っている」、「小さな事でも良いから目に見える事をしよう」という3つの閉会の言葉をいただき、その後の懇親会においても一層の交流を深めることが出来ました。

副本部長 森谷 英紀 (株)エムティーロジ
 

◇関東ブロック青年経営者研修交流会に参加して

6月3日(金)、群馬県渋川市伊香保町の「ホテル福一」にて、群馬県トラック協会青年部会の幹事のもと、第23回関東ブロック青年経営者研修交流会が開催され、200名近い方が参加されました。今回の研修交流会は、「東日本大震災復興支援 届け!『絆』と『想い』日本はひとつ!」というサブタイトルが付けられ、会場の受付には、チャリティ募金箱が設置されておりました。また、全国物流青年経営者中央研修会幹事会議・代表幹事で、関ト協青年部会の佐久間会長から挨拶があり、義援金が1,400万円以上も集まったこととその使い道についてや、青年組織の活動がマスコミにも取り上げられていること、また、支援活動はこれからも継続していきたいとの報告がありました。

まず、第1部の講演は、(株)群馬中央総合研究所の三谷徹男氏から、『いま、青年経営者がなすべきこと〜企業経営における5つの視点〜』というテーマで、企業にとって大事な事は、経営はクロスポイント(分岐点)の連続であることを認識し、いかに早くクロスポイントに気づき、対策を取るかであるということを、新聞等で報道されている焼肉チェーン店や東京電力などの旬ネタを交えながらご講演いただき、大変解りやすい内容でした。

第2部の講演は、NTTドコモの古澤通紀氏から、『運送事業者向けモバイルソリューションの現状と今後の展望』とテーマで、携帯電話を利用して、運送事業者が今、出来ること、今後出来ることなど、実例を紹介しながらの内容でした。スマートフォンの普及により、今後の運送事業者が活用できる案件がどんどん出てくる事を実感しました。

また、恒例の交流会も盛大に行われ、2次会、3次会と大変に盛り上がり、とても楽しかったです。残念ながら、私用で、次の日のゴルフには参加出来ませんでしたが、とても充実した2日間でした。

毎度のことながら、裏で準備をされていた群馬県の青年部会の皆さん、関東の青年部会の役員の皆さん、いつもありがとうございます。今後とも楽しく参加できるよう、宜しくお願いします。

練馬支部 飯田 修一 大心運輸(株)